こんにちは☺️
元公立中学校英語教師✳︎
ライフコーチ / 英語コーチの新川紗世です🌺
3月になりました🌸 今年度もラスト1ヶ月✨
安倍首相が会見をしましたね。
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さて、コロナウィルスの影響で、休校を余儀なくされた学校ですが、 すでにクラスの解散を迎えた担任の先生もいるはず。
もちろん、これからの先生はもうすぐ(今年に限ってはラスト1日かな)ですね。
教員にとっては、クラス最後の日には、いろいろな感情がわき起こり、伝えたいたくさんの言葉があるかと思います。
そんな私も、最後の日に何を話そうか、いろいろ考えたものです。
クラスの現状や学年、いろいろな背景で、そのときに話す言葉は変わりますが、私が毎回言っていた言葉があります。
それは、
『私のことは、忘れてください。』です(笑)
ええええ!って思われるかもしれませんが、そう言っていました。
ほとんどの場合で、クラス替えや担任替えは1年ごとにあります。
私は常に学級経営には力を入れていて、クラス解散のときには、
『このクラスでよかった〜』
『担任が先生でよかった〜』
『解散したくないよ〜』
『来年も先生、担任よろしくお願いします』
と、ありがたいことにいってもらえていました。
それくらい全力でやれることはやってきたし、全力で生徒と向き合ってきた結果だと思います。
本当にそう思ってもらえて幸せでした。
だからこそ、『私のことは忘れなさい』です。
私は常に、次のクラスや次の担任の先生にバトンタッチするつもりで最後を迎えています。
すっごくいいクラスで、みんなが泣いて解散して、来年の担任は先生がいい、なんて言ってもらえて、それは嬉しいんですが、
そんな感情で、来年度を迎えた生徒は、
『あ〜去年の方がよかった』
『担任が変わったから嫌だ』
『去年に戻りたい』
そんな気持ちでスタートすることになってしまいます。
それははっきりいって来年度の先生にとっては迷惑な話です。
もちろん、それ以上のクラスにしたり、担任として向き合ったりすることはできます。
でも、最初のスタートをわくわくさせてあげたいじゃないですか。
それなのに、多くの先生は、自分の作り上げたクラスを誇りに思い、『私も来年度もあなたたちの担任をしたい』とか言っちゃって、
後をひくような別れをするんですよ。
それは違うと私は思います。
生徒のこれからの新しいスタートを本当に願うなら、尾を引くような別れ方はダメだと思うんです。
『私のことは忘れて、新しい出会いを大切にしてください』
私はこうやって、多くの生徒と別れをしてきました。
そんな別れ方をしたって、全力でクラス経営をしていれば、 卒業生に覚えていてもらえるのは、想像できますよね。