こんにちは
元公立中学校英語教師*
ライフコーチ/英語コーチの新川紗世です
センター試験の分析や解説がすぐに公表さて、
その仕事をしている人は本当にすごいなと毎年感じています
◇◆◇◆◇◆◇
さて、今日は『学校教育』について
どの教科の先生も、小学校の先生も、
・一生懸命に教材研究をしたり
・子どもたちが意欲的に取り組めるような活動を考えたり
・学びが深まる課題を提示したり・・・
いろいろな工夫をしようとするわけです
しかし!!!
100%の子どもたちが、その教科の勉強に、意欲的に取り組むわけではありません
その1時間の授業、その単元、目の前にある課題に興味を示しても、
総合的に、その教科を全員が好きで、夢中になるわけではありません
特に英語や数学は、中学生の最初の段階から、
【得意な子】と【苦手な子】の差が著しく、
中学校のテストの点数の分布図を見ても、きれいな一山ではなく、
ふた山くらいの凸凹になるわけです
教師生活、最初の数年は、
『1人残らず、全員を授業に参加させる!』
という教えの元、そしてその信念の元、意気込んで、
活動中に、困っている子ども、遅れをとっている子どもにも、個人的に支援をしていました。
具体例を出すと、中学三年生で【受動態】を学習しているときに、
『be動詞って何ですか?』
のような生徒を、サポートしていたわけです
『1人残らず、授業に参加させる』ですからね
この考えは一見、
・苦手な生徒を大切にしている
・授業に困っている生徒を見捨てない
・やる気がない子も参加させる
そんな素敵な考えのように思えますが、危険が潜んでいます
教師は教室に1人です。
そのような生徒につきっきりでいたら、
むしろもっと先に進んでいる、『得意な』子ども・『意欲的な』子どもたちはどうなってしまうのでしょう?
『得意な子を伸ばしてあげたい』
『苦手な子を放っておきたくない』
でも、千差万別のレベルの35人~40人の子どもたちに対して、
1人で授業をやらないといけない…
多くの先生が悩んでいることだと思います
【習熟度別】や【少人数】を実施している高校は多いかと思いますが、
中学校はまだまだ少ないですし、
小学校はそもそも担任制なので多くのレベルの子どもたちが同じ教室にいるわけですよね。
先生たちの苦労は計り知れません
それでも、その教科を嫌いにさせたくはないですし、
ちゃんと学んでもらいたい…
そういう熱意がある先生ほど、悩んで悩んで、
葛藤しているんじゃないかなって思います
授業でのモヤモヤ、教育に対してのモヤモヤ…
そんな心のを、少しでもスッキリできるお手伝いができたらいいなと思っています
心身のバランスを整えるライフコーチング【体験セッション】お問い合わせはこちら
元英語教諭・心身のバランスを整える ライフコーチ/英語コーチ 「先生のサポーター」 新川紗世のメルマガの無料購読申し込みはこちら
コメント