こんにちは☺️
元公立中学校英語教師✳︎
ライフコーチ / 英語コーチの新川紗世です🌺
私自身、教師という働き方に疑問を感じている中、自分のずっとやりたかった留学の実現に向けて、仕事を辞めて、ライフコーチをしているわけですが、
多くの先生に、『教師を辞めた方がいい』と退職を推奨しているわけではありません。
働き方には疑問を感じるのだけど、『どうしたら続けられるのか?』と、辞めない前提で悩んでいる先生方も多くいます。
しかし、『辞めたいのに辞められない』という先生は多く、その理由の一番は
『公務員は安定している』『教師は安定している』
という、もはや呪縛。
実際に、給料は毎月もらえますし、ボーナスだってありますし、退職金だってもらえます。
『安定をしている』という理由で、特に、周りの年配の方からは反対されます。
お金のことと多くの人に反対をされると、『辞められなく』なるんです。
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私の知り合いの先生にも、何人か、『本当は辞めたいのだけれど、お金のために続けないといけない』『お金のためだけに我慢する』
そういった先生方がいます。
ある意味、割り切っているし、働くモチベーションとしては、お金の理由は大事だとは思うので、それはそれでいいと思いますが、
でも、逆にお金のためだけだったら、教師という職業を選びますか?
幾度となく伝えていますが、教師の仕事は、勤務時間を考えて時給換算すると、軽く時給1000円はきります。
安定はしているけど、薄給で、なおかつ『心の安定』がない教員という職業を、しがみついてまでやっていることは幸せにつながるんでしょうか?
もちろん、教師には他のやりがいもあります。
子供との関わりが好きであったり、行事が好きであったり、そういう理由があればいいのですが、
公務員だから、教員はすごい!なんて時代、なんかもう違うと思うんですよね。
これだけ人気の落ちているブラック職業。
『先生やっているの?すごいね。』
私も何度も、友だちや親戚にも言われてきましたが、
この『すごいね』って、完全に『(大変な仕事していて)すごいね』っていう、忍耐に対する評価なんじゃないかと、実は思ってもいました。
忍耐の評価か…まぁ悪くはないですが、なんかそこを讃えられても私は嬉しくなかったですね。
だったら、『心も安定して、幸せで、キラキラしていて、なんかかっこいい』そんな人生を送りたいとも思いましたし、
私は『立場の安定』よりも、自分が生き生きと楽しく生きれる道を選びました。
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私自身も、自営業で大変な思いをしてきた父親には、いかに公務員が安定しているのか語られ、もちろん反対もされて、
説得するのが大変だったのですが、
その反応は、普通なのかもしれませんね。
でも教員のみなさん、もし今の状況で、自分の子供や大切な人が、お金のために、立場のために、
『教師をやりたい!』っていったら、心から応援ができますか?
心から教師になりたい熱意、教師という仕事の魅力があってなりたいと思えるならいいと思いますが、
立場を失うことの怖さや、安定という職だけでしがみついているのだとしたら、
もう一度、本当にやりたいことはなんなのか、考えてほしいなと思います。