こんにちは
元公立中学校英語教師＊
ライフコーチ/英語コーチの新川紗世です
前回、日本の学校の英語教育について自分の経験を書かせてもらいましたが、
英語教師だって、英語の授業の進め方については悩んでいるんです
英語の教科書は基本的に文法ごとに成り立っています
単元の最初に、ターゲットセンテンスや、ターゲットダイアログがあって、
そのページや単元では、
『この文法を学びましょう！』っていう構成なんです
中学１年生、２年生、３年生、それぞれの学年で学ばなければならない文法事項が決まっていて、
そんなカリキュラムに日々追われる授業
英語教師のみなさんは、発想力が豊かで、
教材作りも好きな方が多いので
面白い課題設定をする人が多いです
けれど、カリキュラムに追われて、
『やりたいことができない
』
そうやってモヤモヤしている人も多いんじゃないかなって思います
そんなことを知らない外部の人たちは、簡単に、
「日本の英語教育だと子どもが育たない」
「英語教師の英語力が低い」
「日本の英語教育は文法ばっか」
「日本の教育終わってるな」
とかとかとか・・・
そんなことをぼやくわけです
本当に英語の先生たちの苦労を全然わかっていません
英語の先生は、他教科には見られない英語教育に対するプレッシャーの元、限られている授業時間の中で、
「やりたいことをやりたい」
「でも押さえなければいけないこともある（文法）」
そんなやきもきした気持ちで授業に臨んでいるんです
一生懸命に授業を考えれば考える先生ほど、
モヤモヤした気持ちを募らせながら、
一生懸命に教材研究をして、生徒のために尽力しているわけです
そういう頑張っている先生たちがいることを、
私はこの場を借りてお伝えたしたいです
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